共感はいらない 他人のことも社会のことも、本当はどうでもいいんだ
1ヶ月ほど前のこと。
共感っていらないな、
って突然思ったのです。
@00shiki00 どこまでいっても人はある意味平行線であってそれで良し、それこそ良しと思えるのが自由ってかんじ ちょうど良い距離感 みたいな
— しき (@00shiki00) 2017年2月15日
これはごく自然だったけど、今までの感じとちょっと違っていて
どこかからの帰り道を歩きながら他人のコートを勝手に着てたことに気づいたんだけど結構いい感じのコート(しかも春物)だったからそのまま着て歩く、この春の夜道は爽快だな、そんな気分で。
本来の自分にもどって行くイメージだったら「上着1枚脱いでたけど別にいいや」の例の方が良いのかと思ったが、そうでもなく。ちょっとしたBrand-new感。
これもFAPカウンセリングの効果かなって思ったり。(なんでも関係付けちゃうねw)
私が感じた「いらない共感」は「よくわかるよ!私も同じくそう思う!!!」ってやつです。別にそう思われなくても、私、いいんだ、って思ったってわけ。なんか、ほんとにそう思った。
といっても、私の発信、私の行動が結果的に賛同されるのは大いにけっこう、というか心地いい一体感感じさせてもらえるから嬉しいっていうかWELCOMEハッピー。この文章にもそうだそうだって思ってもらうの、大歓迎です。(天邪鬼ですね)
でもそれを自ら求めに、狙いに行く体に染み付いていた(?)基本姿勢が抜けてきた、のかなあ。
この感じ、先日リベレスタで開催した傾聴の勉強会を思い出しました。
傾聴の世界には「共感と同情はイコールではない」という新鮮な定義があって、 別に相手と一緒になって、喜んだり怒ったりしなくても、物事や感情の事実だけ確認できればそれでもう「共感」。聞き手側が話し手に同情(同調)しなくていい(というか、しないほうがいい)
傾聴でいう”同情”が日常会話における”共感”。ここでいう”共感”は、日常会話でいうと「へ〜、そうなんだ」に当たる”事実確認”(主観で賛成も反対もしない状態)。この事実確認をしていくと、話し手が自分の話をすることができるのです。
※上記、だいぶざっくり書いてしまいました。傾聴という、超客観的な人の話の聞き方、私はとても面白かったので興味ある方はこちらの記事とか本とか(記事内におすすめ載せました)ぜひ。ちなみにリベレスタでの傾聴勉強会の予定は今のとこありません。
仕事で活躍し、夫婦喧嘩を回避させ、親からの圧力にも負けない 最強のコミュニケーション術を習得してしまった - しきたんの自由なブログ
話がずれました。
で、傾聴の場以外でも正直それで十分だなあと思ったよ、ということなのです。
知らないうちに、いわゆる共感(傾聴でいう同情)を得られるほうへ、賛成されやすいほうへ、ソフトな圧力がかかっていたんだと思う。いまでもその圧力はかかっていると思う。でもかかっていることがわかってるなら、まだマシ。
今度こそ、これこそ私のやりたいことだ!!と力んでは、外す。やっぱり違ったんだとやってみてから気づく。ただ人に認められたいだけだったんだ、とか、共感されやすい方向に流されただけだったんだ、また、、、とか、そういう脱力感ぱねえ系のことが少なくなる予兆なんじゃないかなあ、そうだったらいいなあ(笑)
あと、私は他人興味がない、ってことも最近感じること。
(薄々わかってたけど、ほんとそうだなあって思う。これってみんなそうなのかな?)
実は、他人の話を聞くことにあまり興味がない。
お金をもらえでもすれば聞くけど、よっぽど興味ある人じゃなければ
お話お聞かせください!とは思えない。
ついでに、実は、他人のブログもほとんど読まない。
興味をもって読んで感動したりするのに、読み続けられない。
読者登録したのに、ほとんど読みにいけない。
(読者登録のことは、たぶん私に限ったことではないと思うけど。)
で、こういうことがそのまましみじみ感じることができて、
ほんとうに幸せだなあと今は思っているのです。
自分じゃないもの、こと、ひとがどうでもいいと思えれば思えるほど
自分の感覚に近づけるから。
他人のことも、ましてや社会のことも、本当はどうでもいいんだ。
どうでもいいって思っていい。いやほんとどうでもいいんだ本当は! そう思えて初めて前向きに、罪悪感なく、なにかしら責任もたなきゃ関わらなきゃなんて思わされず、他人のこととか人と人が形成している社会と呼ばれる何ものかについて、興味が持てる気がするんですよ。
こんなこと私にとって本当はどうでもいいことはずなのに、、なぜゆえこんなに面白いのだろうか!? と思えることをやりたいと思うのです。それこそ、私が興味持つことに、他人に共感(同情)されなくて全然いい。
(なんだろう、最近のマイブームでいうと、干し肉作りかな・・・あと、米粉パンとどんぐりクッキーに興味ある)
そう思って取り組んでいる人は人の共感を呼んでいる、なんてことをよく聞くけど。。それを狙いたくはない。狙ったら何も変わんない、また人に合わせに行っちゃうからね。笑 もし人集めとかお金集めをやる必要が出てきても、それに合わせるんじゃなくて、ぜひとも自分の本来の興味からの活動に上乗せでやりたいなあと思うのです。
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