仕事で活躍し、夫婦喧嘩を回避させ、親からの圧力にも負けない 最強のコミュニケーション術を習得してしまった
何気なく受けたワークショップで授かった術を実践してみたら、かなり良かったので紹介します。
仕事で活躍し、夫婦喧嘩を回避させ、親からの圧力にも負けない 最強のコミュニケーション術
それは・・・・
ずばり・・・
「傾聴」です。
結構よく聞きますよね。ワードとしては。
じっくり話に耳を傾けるんでしょ。うなづいて、目を見て、適切に相槌とかうつアレでしょ。その程度はみんな知ってますよね。まあスキル的にちゃんと知ったら、多分私できると思いますよ。むしろ結構やってる気もしますよ。
って感じで、傾聴バカにしてました私は!ごめんなさい。
いやバカにはしてないか、
あんまり自分には関係ないかな〜 とか思ってました。
カウンセラーとか人の話きく職業とかじゃないし・・・。
が、しかし、せっかく学んだんだし、と思って使ってみたら、家庭や仕事でのお役立ち感半端ないのと、私みたいな「親などにコントロールされがち」「自分も人をコントロールしたがる傾向がある」「人の話を勝手に解釈して空回りがち」のような人にはさらにオススメ!プロカウンセラーだけのものにするにはあまりにもったいないコミュニケーション術なのではないか! 興奮冷めやりません。
傾聴とは、積極的に聴くこと。アクティブリスニング。
上記に書いたこと(あいづちとか)もたしかにスキルに入っていたけど、
「話し手モード」と「聞き手モード」。
これのインパクトがすごく大きかった。
ロープレして、聞き手モードになるというのがこんなに難しいとは!
と痛感しつつ、練習して、
実際に使ってみて、聞き手モードというのがこんなに役立つとは!!
ちなみにそのワークショップとはこちら。
リベレスタです。はい。手前味噌です。
講師は原口実紅先生です。
私は事前に内容も知らされず一参加者として参加してきました。
この記事で傾聴面白そうって思ったらぜひワークショップへお越しください。みっちり理論習得&ロープレづくし、1日でがっつり学べます。来れなくても、傾聴の本はたくさん出てるのでぜひ一冊読んでお友達とかとやってみてね!(本読むだけじゃなく実際にお互いロープレしないと体感できないので。)
ちなみに実紅先生のオススメはこちら。
さて、傾聴のお役立ちってなんぞや!?
エピソードでご報告します。
(1)相談してきた相手が、勝手に自己解決してくれる!!!
なにか問題を相手が訴えてくるとき、その原因・解決策に焦点がいきがちな人。(はい。私のことです。)一般的に男性に多いって言われますよね。女性は共感して欲しいだけなんですよ〜〜〜とか本に書いてある。それは知ってるけどさー それが難しいんですよ。
Aさん(パートナー):寝れない・・・ なんでだろう><
Bさん(あなた) :え・・・(わかんねーよ、、、)パソコンのやりすぎかな
Aさん(パートナー):うーん。そうなのかな、そんなことないと思うんだけど、
ってなるじゃないですか。そして、思いつく限りの原因を挙げて、ああでもないこうでもないという会話に入るというパターン。
これが、傾聴を使うとこうなります。
Aさん(パートナー):寝れない・・・ なんでだろう><
Bさん(あなた) :そうなんだ、寝れないんだね、
Aさん(パートナー):そうなの。昨日早く寝たのに、云々・・・・
それを続けていると・・・
Aさん(パートナー):なんか、大丈夫そう。。。ありがとう^^
自分が解決策を提示しなくても、勝手に話が終わる!解決されちゃう!え〜 今までの私の苦労はなんだったんだ〜〜〜!?これはスゴイ。やらない手はありません。(上記は傾聴のワークショップ受けた夜に実際私が体験したことです。)
(2)喧嘩が勝手に鎮火する!(はず)
これは「はず」です。ごめんなさい。
実際のエピソードとしては、私は傾聴できずに火はしばらく燃えました。
でも、傾聴の「話し手モード」と「聞き手モード」を知っていた私は、この喧嘩を振り返って「自分は相手の話を全く聞いていなかったんだ」ということがわかり、喧嘩の勃発プロセスが解明されたのです。。!
そのプロセスとは
1、私が何かヘマをする
2、相手が私に何かを言ってくる(注意、指摘、親切心でのアドバイスなど)
3、私はその話を内心うるさいなと思い、理解を示すなどして終わらせようとする
4、相手は私の「うるさいな」を感じ取り、ちゃんと話聞けよ!とヒートアップ
5、私は相手に黙って欲しくて理解を示すが、泥沼
私の「うるさいな」という気持ちは止めようがないので、止めなくてよし。ただ相手に黙ってほしいと思うなら、「言いたいことはわかったよ」というような理解を示すなどではなくて、相手の話をしっかり聞くということが一番重要だったはず。。
傾聴ってやってることは単純だと思うのですよ。
一番難しいのは「今こそ傾聴だ!」と「話し手モード」から「聞き手モード」にスイッチを切り替えることなんだろうなあ。自分が怒ってるとどうしても相手の話を聞くモードになれない。話そうとしちゃう。でも、それさえできれば多分喧嘩は鎮火する。
また喧嘩になったらその時こそ試してみます!
(3)聞きたい話を引き出せる!
実際に私が使ってみたのは「インタビュー」。
今までも色々とインタビューをしたことはあるんですが、毎回感じていた悩みがありました。それは、「自分で相手のストーリーを勝手に先に描いてつい誘導的な質問をしてしまう。結果的にうまく話を引き出せない、話が小さくまとまってしまう」どうしても自分で手綱を引いてしまう癖。
多分、それをやらないと不安だからだと思います。
しかしここで傾聴を使うと、相手がとても自由に話をしてくれて、想定外のエピソードも飛び出して、本当に良い結果に終わったのです。
傾聴って、一見頼りない方法です。
相手に委ね、全身で聴いて、相手の話を促す。
その結果話がどこに行ってしまうかわかりません。。
でもやってみると、不思議と大丈夫なんですね。もともとこちらが手綱を握りしめている必要はなかったということがわかりました。インタビューに想定質問はあっていい。でもそれに縛られずに進められるようになった、という感じです。グッド!!!
インタビューのみならず、商談、面談、交渉、いろんな場面で使えそうです。
(でもやり手の個人セールスの人とか、ふつーに傾聴してるんだろうな〜〜〜〜。あまり騙すような目的で使うのどうなんだろうと思うけど、使っちゃってるんだろうなあ〜汗)
最後に、もう一つ。
(4)親(など)からの圧力に負けない!
傾聴していると、こちらの事情を無視した親(など)の圧力を無効化することができます。
そもそもなぜいつも圧力に負けるのか、
相手の都合の良いように話が進んでしまうのか。
それはこちらが「相手の話(ペース)に巻き込まれているから」に他ならない!
ならばできるだけ「巻き込まれない」ように適切に距離を保てれば良いと考えられます。
この「巻き込まれてしまう」症状を根本改善するのに、先日から書いているFAP心理カウンセリングは有効だというのはたしかにあるのだろうけれども、私としては、それ以前もっとに気軽にできることとして傾聴もオススメしたいです。(FAP心理カウンセリング受けている人には同時に傾聴(聞き手モード)もぜひやってみてほしいです、これも面白いよ〜)
で、先日実際に私の両親が家に来訪し、私に「できればこうしてほしい」という話を持ちかけてきた際、傾聴してみたら有効でした!
結果、全ての話を聴いて受け取り、その要望に応えてしまうこともなく、自分のペースで解答できる運びになりました。
人の話に巻き込まれてしまう人は、要するに無駄に防御的なんだな、というのがその時の気づきです。防御していないと巻き込まれてしまう!という恐怖が強い。相手の話を全身で聞くということは、自分に施した武装を解くということとイコールになります。
やってみると・・・あら不思議、そんな武装は必要なく、相手の話をしっかり聴いてさえいれば余裕を持って会話を進められるのだ!ということがわかったのです。。
今まで私は親と話す時は「アイメッセージ(私はこう思う、という自分を主語にした話し方)」を大事にして自己主張するようにしていたんですが、まあそれもいいけど、まずは傾聴で聞きまくると自分にとってお得だな、って感じです。
以上!傾聴おそるべしエピソードでした。
これからも人と会話する際には何かと使っていこうと思っています。
1月9日(月・祝)にも、私が受けたものと同じ傾聴ワークショップを予定しています。私は9日もイチ参加者として参加予定。(ロープレすればするだけ上達するからな〜)詳細はこちらから。残席2名ありますよ!
〜リベレスタのお知らせ〜
「心にきく」をマスターする!ワークショップ
2017/1/28(土)13:00-17:00@小田原駅(徒歩2分)
心理療法FAPカウンセリング&個人セッション
受付時間:土/日/月/火/水(13〜17時)<ホームページ>
アクティブリスニング(傾聴)勉強会
開催日:2017/1/9(祝日)13:00-17:00
詳細・お申し込み先は以下の記事をご覧ください