キャリアを超えて生きていく:執着を手放し、挑戦し続ける
先日から取り組んでいた対談イベント、終了しました。
参加者のみなさま、情報拡散いただいた方、関係者の皆様ありがとうございました。
<リベレスタの自由なトークライブVol.2 @ 神奈川湘南(二宮)>
テーマ:キャリアを超えて生きていく
ゲスト:アルボムッレ・スマナサーラ長老(初期仏教)、坂爪圭吾氏(いばや)
アイデアは現実になる。現実は心が生み出している。
全ては、実紅の「二人の対談を聞いてみたい」という気持ちから、すべてはスタートしました。私たちが感銘を受けた方二人を引き合わせて対談をしたら、いったいどんな刺激的なお話になるだろう・・・!?彼女の想いに呼応する形で、私が「じゃあ、やってみる?」ということで、企画し始めました。
そして、長老のご予定の関係や、私たちの「東京じゃなく、環境の良い二宮町で実施したい」という気持ちから、平日昼間に神奈川県湘南エリアの小さな町、二宮町での実施を決定。
募集開始当初は全く申し込みがなかったものの、イケダハヤトさんをはじめとしたブロガーの方、その他SNSの情報拡散で、結果的に100名を超える申し込みをいただくことに。
(私たちにとっては、恐れ多くもゲスト二人と参加者約100名の方に自宅の最寄駅まで来ていただいた日、でもあったわけですね・・・!我々は1ヶ月ほど前から二宮町に引っ越しているのです)
ゲストでお越しいただいた坂爪さんのいばや通信を引用します。
まさか、自分がスマナサーラさんのような大物と対談を出来る日が来るとは思わなかった。二年前、彼女と別れたことをきっかけに家のない生活をはじめた自分が「二年後に、お前は初期仏教の長老と対談をすることになるぞ」と言われても、多分、信じることなんてできなかっただろう。いまはまだ信じることができなくても、それが実現することがある。
これはもう、恐れながら、そのままトレースさせてください。
このブログを始めた今年の春頃の自分に、「半年後、お前は坂爪さんとスマナサーラ長老の対談のファシリテーターをやることになるぞ」と言われても信じられないに違いない。そのとき信じられなくてもまずはアイデアベースで思い描くこと、そこから現実は始まるんだなあ、ほんとに。
関連記事:11/10(tue) @神奈川 アルボムッレ・スマナサーラ長老と坂爪圭吾さんの対談イベントを主催します(「キャリア」を超えて生きていく) - しきたんの自由なブログ
執着を手放し、挑戦し続ける
私自身が今回もっとも聞きたかったのは、このことでした。
イベント直前の記事でも書いたけど、最近の私はちょっとモヤモヤしてて。
最近かなり自由に生活してて楽しいんだけど、「私の人生のミッションて何かなあ」という気持ちが頭をもたげる、みたいな。「このイベント準備楽しいけど、もっと本当は何か他にあるんじゃないか、やりたいことが・・・」みたいな。「それがはっきりしない、ってことはさらに行動を緩めて、いったん、食べて排泄して寝る以外何もしない方がいいんじゃ・・・」みたいな。
スマナサーラ長老曰く、「昨日より今日を少しでもマシに生きればそれでいい」ということでした。 「何かに、これ、と決めて挑戦する、それが楽しさなんだよ」と。例えば、スマナサーラ長老は多くの講演活動をされていて、毎日ほんの少しでもわかりやすく話そうとしている、とのこと。
私が、毎日楽しいな〜と思いながらも、モヤモヤしていたのは、つまり「この人生のミッション的な、はっきりした何かがほしい」という欲望なんですよね、おそらく。で、欲しいと思っているのに、それが見つからない、だから嫌だ!という不満なのだと思う。この「〜であって欲しいのに、そうならないことへの怒り」が執着と呼ばれるものだ、と。そんなお話をされていました。
そのような執着を手放して、今やっていること、毎日やっていること、自然にやっていること、それを少しでもマシにしていく。例えば、このブログを少しでもわかりやすく書くとか。思いついたことを少しでも多くの人に話してみるとか。
何かに執着せず、挑戦し続ける。今を手放さずに、無駄にフラフラ・イライラせずに楽しく生きるにはやっぱそれだな!と腑に落ちました。スッキリ!!
長老から坂爪さんについて、「家がなかったらどうなるんだろうと思い、それを実際にやってみている、そんな坂爪さんはまさに「挑戦」をし続けている人だ」というコメントがありました。
やっぱり坂爪さんの行動姿勢に感じる潔さ・清々しさは、執着を手放して挑戦し続ける、初期仏教の実践にも通ずる行動なんだなあ、だからこんなに、私もこうありたい、こんな風に前に進みたい、と励まされるんだなあ。
わからないから、面白い
不安について、どう対処していますか?という質問への坂爪さんのお話を、音声から抜き出します。
「生きてて面白いな、と思うのは、想像してなかった目に会えたときだと思っています。わからないというのは本当はとてもおもしろいこと。映画も、結末がわからないから面白い、小さいときは遠くにいってみたりとかして、わからなさに胸躍らせたはず。でもだんだんわからないことが怖くなっていって、今はいいけど将来どうなるんだ、とか思って、わからないものはわくわくさせるものから不安にさせるものに変わってきてしまいましたよね。この生活してるといろんなことが起こる。そういうとき人生って面白いなって思うんですよ。本当、生きているってことも、よくわからない。何かを枠にはめてしまうとつまらなくなる。わからないから面白いんです。」
そんなスタンスで、私も人生楽しみたい!いや、楽しんでる!
坂爪さん、スマナサーラ長老、本当にありがとうございました!!!
この対談についてのキャッチアップしたブログにリンク貼らせてもらいました。私も書いてるよ、載せていいよって方、ぜひご連絡ください。追加で貼らせてください☆
ちなみに私の方で講演全般の文字起こしに挑戦するかもしれないし、しないかもしれません。
・坂爪さんのいばや通信。
・対談のエッセンスがたくさん。
[挑戦することが楽しさ]坂爪圭吾 × スマナサーラ長老 トークライブ in 二宮
・長老直伝、初期仏教的育児実践法を実際にやってみたお話。
スリランカのお坊さんに聞いた、育児の楽しみ方。 | ポッチリ村
・茨城からお越しいただいた方!エッセンスと感想が書かれています。
スマナサーラ長老×坂爪圭吾さん トークライブに参加 神奈川県二宮にて : かけちゃんのぶろぐ
・対談で話題になった不安について。二宮についても☆
リベレスタ 坂爪圭吾さんとスマナサーラ長老のトークライブを聞いて来たよ : こぱのblog
二宮のカフェ「NINO」へ行ってみました : こぱのblog
・ イベントも開催地二宮も満喫していただいて嬉しいです☆
ハスノハカシパンの花: 坂爪圭吾 × スマナサーラ長老 トークライブ in 二宮
関連記事(スマナサーラ長老の著作紹介記事)
「麻薬中毒と同じで、私たちは人生中毒です」アルボムッレ・スマナサーラ著『結局は自分のことを何も知らない』 - しきたんの自由なブログ
関連記事(この企画の後日談)
対談イベント運営終了後けっこう凹んだけど、一人反省会をして楽になった話 - しきたんの自由なブログ
Photo by たじの写真屋さん 田島寛久
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