ママ、自分の生活より大事なものなんてありえないんだよ。
先日母と話したとき、心に残ったことば。
「すべては経済的な基盤あってこそ、だからね。」
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基盤、土台、 という表現を母はよく使う。私がお金の存在をないがしろにした行動をすると「なんだか、足元から崩れていってしまうような気がする」という表現もよくする。ほんとうに、経済的な安定が一番下にあってその上に積み上げている、経済安定性が失われると全てが崩れ落ちる、そんなイメージを持っているんだよなあ・・・
しかしながらお母様、それではいつ私が私自身のために生きる日がくるのでしょう。
私の世間からの見られ方のためではなく。
私の現在の貯金金額を保つためではなく。
私の将来の不安対策のためではなく。
そういうものは、私のようで、私自身じゃない。
私につきまとう亡霊のようなものでしかない。
そんな亡霊のために私の貴重な時間はもう費やせないよ。
「田舎暮らしもいいけど、それはリタイア後にとっておいたら?」
なぜリタイア後にとっておかないといけないのでしょう。なぜ今できるし今やりたいのに、今やってはいけないのでしょう。
※注:ちなみに私が引っ越すのは田舎というか、そこから都内に勤務できる程度の郊外である。私にかかっていた「都会にいないとヤバイ」呪縛はパパママ譲りなんですね。ほっこり。笑
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働けるうちは働いて、勤めを果たしたら(定年後や親の介護が終わったら)、やっとゆっくりできる。自分のほんとにやりたいことをしてもいい、自分の好きなように暮らしてもいい。
とは・・・
なんという奴隷精神なんだろう。
社会的に役に立たなくなったら休んでいいよ。って意味だよね? こんなことが人に刷り込まれているって、なんて残酷なんだろう。
奴隷を初めて買う人向けに奴隷の扱い方を書きましたよっていうローマ時代の本を読みましたが、ほんとに人って飼い慣らせる生き物なんだなあ。
Amazon.co.jp: 奴隷のしつけ方: マルクス シドニウス ファルクス, ジェリー トナー, 橘 明美: 本
世の中こんなもんだ、こうしないと生きていけない、って幼いころから思わされてると、ほんとうにその檻の中で満足して過ごしていける生き物になれる。檻の中にいるってことに気づくことすらできない、おめでたい幸せな生き物になれてしまう。
今はこういう形式の奴隷はもうほとんど存在していないらしいけど、自分のことを優先できない人って全員奴隷だと思う。(私もしばしばそういうことあるからほんと奴隷だな〜って思うわ)
ママが自分の生活を優先させちゃいけないんだ、と思い込み、ほんとうに何十年もそうしてきて、子どもにもそれを教え込んできた現実がある以上、そしてそれは全然ママだけの話じゃなくって、超大量の人がそうして生きている以上、残念ながら、現代社会はすでに連綿と続く奴隷生産場と化していて、奴隷で満ち溢れてしまっていると言わざるをえない。
ママに直接言っても届かないので、ここで言うけど
自分の生活より大事なものなんてありえないんだよ。
死んじゃう前に、好きなことやっていいんだよ。
このままだと、定年後好きなことやるどころか死ぬまでできないよ。
全部ほったらかしてもいいんだよ。
ママが責任もたないといけないことなんて実は一つもないよ。
自分のこと以外。
介護だって知り合いのトラブルだってなんだって。
エジプト行ってみたいって行ってたじゃん。行っていいんだよ。まだ行きたければ。
お金もあるじゃん。(ちょっと旅行するくらい普通にあるでしょ?)
家族もペットもほったらかしてどこにでも行っていいんだよ。
今見えてる現実で自分を納得させようとしなくていいんだよ。
自分は安定を選んだからもう自由にはなれない・・みたいなバーターじゃないんだよ。
あくまで私の主観ね。こうしろ、ということじゃないんだけどね。
とにかく、ママにとってママの生活より大事なものなんてありえないし、私にとって私の生活より大事なものなんて、ありえないよ。
奴隷じゃないんだから。
マハロ!
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