「ストレスが原因と言われても…何がストレスなのか、もはや分からない!!」というロボット化の兆候を感じたら
こんにちは。しきたんです。
原因不明の体調不良。
多分ストレスが原因でしょう、と診断されて振り返ってみても
ストレスもまた原因不明。
ほんとにストレスなんてあるのかな?みんなこんなものでしょ??
そんな経験ありませんか?
私は会社を辞めてブログを書いたりゆるく個人事業主している今でこそかなりストレスから縁遠い生活を満喫しているものの・・・
振り返ってみるとだいぶストレスフルに生きてきたなあって思うのです。
体調が悪い、気分が悪い、なんだか億劫、もう嫌だ、寝たい、行きたくない、
と思っても「いやいや、まだ行けるだろ!」で押し切りながら続けられていたので
いつの間にか、ストレスを感じてるっていうこと自体、分からなくなっていきました。
ほんと、妙にストレス耐性が高いとやっかいなんですよね。
この記事ではそんな振り返りをさせてくれたある女性のエピソードと、
原因不明のストレスの原因を把握する方法をご紹介します。
「ストレスなんて感じない」という症状
先日不動産を訪ねた際、不動産の若手女性営業担当さんとのお話です。
移動時間の雑談の一つとして、彼女自身の話をしてくれました。
彼女の悩みとは、「どうしても食べ過ぎちゃうこと(その結果太ってしまったこと)」。
つい甘い物を食べてしまう。つい炭水化物を食べてしまう。夜なのに食べてしまう。ということが続いていて、良くないと思いながら自分を律したり、食べてしまったり・・・。食べちゃダメだと思うと、よけい食べたくなるという。
「そういう形で食べ過ぎるのはストレスが原因の可能性は高いと思うけど、何がストレスの原因になってるんでしょうね…?」と聞くと、
「うーん・・・なんだろう、、何がストレスなんだろう・・・??」
と、分からない様子。
そもそも、夜に食べてしまうのは仕事が終わらずその時間まで食べられないから。
会社の会議が夜の9時とか10時とかまで入れられているらしい。
さらに、メールも多く、多くのメーリングリストに入れられて関係ないメールも沢山くるのだという。そして彼女曰く「すべてのメールを処理してからでないと寝られないし、休めません」。
実際、彼女がお休みの水曜にメールを送ったらその日に返信が・・・。
「ハードワークに慣れてしまってというか…新卒なのでこの会社しか知らず、
これが社会というものか!!と思っております。笑」
客観的に見ると、相当ストレスを感じていてもおかしくない環境です。
でも、本人としては、ストレスを感じていると思えない。
あるいは、なんとなくストレスだな〜 と思っていても、
どの辺が嫌なのか、我慢しているのかよく分からない。
だって、
今頑張っていて楽しくもあるから。負けを認めたくはないから。
このくらい当然の努力だと思っているから。
これはもう筋金入りだなと思ったんですが、
彼女の話を聞いていて「ストレスを感じない自分がわりと好き」みたいなニュアンスも感じました。
ストレスの原因は、
結局のところ「自分の心」にしか分からない
なぜか食べちゃう。太るまで食べてしまう。
本人が感じていようが感じていなかろうが、どうみてもそれはストレスです。
ストレスを感じないのは、心が麻痺しているからです。
たとえ「働けてるし別に平気」って思ったとしても、
心の麻痺をとったら平気じゃないはずです。
心で感じられない分、
体が感じて、症状を出してくれているということなんです。
ネットで検索しても、友達に聞いてみても、
仮に同じような症状の人がいたとしても、ストレスの原因は人それぞれ。
自分の心でしか知りようがありません。
心に聞いてみよう!
「心に聞く」という一見単純に見えるような方法なんですが、意外に有効です。
(インサイト・カウンセリングの大嶋先生という方が提唱されているメソッドです。)
具体的な方法は以下引用をご覧ください。
(私のパートナーのブログから引っ張ってきたものです)
ちょっと、試しに心に聞いてください。
「心よ!そこにいますか!?」
あ、声に出さなくていいです。
自分の中に意識を向けて、
自分の中で問いかけてみてください。
「いる!」
「います!」
「はい!」
とか言いましたか?
「(なんとなく感じる)」
「(なんとなく見える)」
でも、多分オッケーです。
感じ方は人それぞれなはず?(自分以外の感じ方がわからない…)
◯ 心が応答しない場合
「(し~ん)」という方、
もうマジでなんも無いっていう方、
安心してください。
心が不在な場合、人は生きていません。
つまり、あなたが生きた人間である限り、心はいます!
何も無いという場合は、これを言ってください。
「心よ!心と私の間に邪魔がありますか?」
そして、ある、という感じで答えが来たら、すかさず
「心よ!その邪魔を排除してください!」
とお願いしましょう~!
心に聞けない時は邪魔されている時なんですね。
「(し~ん)」という時は、何度でもこのやりとりを繰り返してください。
多分復活すると思います。
◯ 心よ!は必須です
質問する時も、邪魔を排除する時も、
絶対に頭に「心よ!」とつけてください。
「心よ!私はストレスを感じていますか?」
「心よ!私の我慢していることはなんですか?」
「心よ!私がやりたいことはなんですか?」
「心よ!私は何に対して怒っていますか?」
「心よ!私の悲しみはどこですか?」
というように、表現や聞く内容はなんでもOKです。
この方法はこちらの本に詳しく書かれています。
支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック
- 作者: 大嶋信頼
- 出版社/メーカー: 青山ライフ出版
- 発売日: 2014/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
いかがでしたか?
私はこの「心に聞く」を最初やってみたときは全然ピンと来ませんでしたが、
今はなんとなくわかる、という感じ。
毎日、自分の心に、まるで親しい友達のように問いかけ、語りかけていくと
だんだんと声が聞こえてきます。
声、といっても具体的な声ではなく、感覚・ニュアンス・気持ちが伝わって来る、
そんな感じです。
その声に従って、
すこーしずつでも我慢を取り除き、やりたいことをやっていく。
どんな小さいことでも、かまいません。
意外なストレス原因、我慢してたこと、本当はやりたかったことが見えてくるはずです。
マハロ!
しきたん / 原口色(Shiki Haraguchi)
Facebook :https://www.facebook.com/shiki.haraguchi
Twitter :https://twitter.com/00shiki00
mail :00shikitan00@gmail.com
↓ しきたんの詳しいプロフィールはこちら ↓