しきたんの自由なブログ

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ダンス充な1日を振り返る(前編)SSDW・HIPHOP&コンテンポラリーダンスWS

先日渋谷ストリートダンスウィーク(SSDW)というイベントに行きました。

発端は野外ステージで東京ゲゲゲイの公演が観れると聞いて...♡ 

 

というかね、その前に、同日の夜に(東京ゲゲゲイの)MIKEYさん&kEnkEnさんによるワークショップというスペシャルラッキーな予定がありまして、丸一日楽しみ尽くす気合いを持って臨んだのです。

 

予想通り、いや、予想を上回ってこの日はほんとに私にとって忘れられないダンス記念日な1日となりましたので、もう自己満で日記形式で逐一書きます。

   

 

(前編)

ー渋谷ストリートダンスウィーク(SSDW)@代々木公園

・11:10- クールなラジオ体操!?HIPHOPワークショップ

・12:10- コンテンポラリーワークショップのスパルタに悶絶

 

10:15 原宿駅着。いざ代々木公園へ。余所者がダンス界を覗いてるみたいなお邪魔します感を感じつつ・・・

 

 

私、中学生の3年間だけダンス部員だったのです。創作ダンス。たぶんバレエ・ジャズ系。また動きたい気持ちを抱え続けて、大人になってからちょっとフィットネスクラブでハウスを一瞬触ったものの、続かなかった。 

 

だからダンスする人に対して憧れと羨望と、、ちょっと複雑な気持ちがある。私は中学生の同期のなかでけしてうまい方じゃなかった。自分で動きが気持ち悪いとこあるって思ってたし、下半身太ってるコンプレックスもあったし、だからあのまま続ける選択肢はなかったものの、、どこかで無い物ねだり。グダグダいいつつ、もう30歳。

 

 それでもまだ30歳。まだ生きているし、目も見えるし耳も聞こえる、体も動く。人と比べてうまい下手、覚えが良い悪いじゃなくて、自分のために動いてみたい。。でも、やっぱり人に見せたい見られたい気持ちがないと言ったら嘘になる。(この自己顕示欲はダンサーが結構持ってるものらしいから、ダンスするには良いのかもしれない。)

 

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整理券ゲットして駅にもどって荷物をコインロッカーに預けようとするも、全部埋まっていて泣く泣くそのまま引き返すと、かなりの盛り上がり。なんかみんなまだ始まってないのにめっちゃ踊ってるな・・・というのも、お目当てのHIPHOPワークショップの列に並んだつもりが、HIPHOPダンスバトル列だったのでした。。あーやばかったw

 

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 クールなラジオ体操!?HIPHOPワークショップ

純粋に楽しい時間でした^^ 小学生から女子高生から初老のおじさままでざっと30人くらい。代々木公園の、フェスとかやるとき露天が出てるような広場に群がる。非常に眩しい。。歩道橋から外国人の皆さんが見ている、講師のSONNYさんがたまに話しかけてる。。

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振りも比較的やさしくて、私でも(ザックリ)ついていけてちゃんと踊れて、良い汗かけた。ちょっとは夜のスペシャルワークショップのための練習になったかな・・・と思ったり(←大間違いだった)HIPHOPは、音楽、ダンス、ファッション、全部でHIPHOP文化なんだぜってこと、踊る時は自分がいちばんカッコイイと思える格好をするのが正義なんだぜってことも、学べました。講師の方もカラフルなヘアスタイルでグラサンで外見怖いけど優しかった、、、って、真面目か!いや、ほんと、大真面目に受講しました。。楽しかったです。SONNYさん、MARINAさんありがとう〜!! 

 

 

コンテンポラリーワークショップのスパルタに悶絶  

心地よい疲労感のなか、コンテンポラリーへ引き続きエントリー。こちらも年齢層はばらけてて、でもこちらの方が大人の割合が多かったかも。

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ちょっと準備運動。。の後。

「じゃあ、みんなで円になって歩いてみよう、どんな歩き方でもいい、こんなのでも、こんな感じでも・・・・リズムにのって、キレイに、カッコよく、なにより、面白くね!

 という声掛けで、ワークショップ会場で打ち鳴らされる太鼓のリズムにのって、みんなで歩き出す。え!?ってためらう余裕もなく始まった。みんな動いてるから動かざるを得ない。ちょっと見本やってくれたアシスタントの人の、猿みたいな動きが印象的だった。そうか、足をこうやって開いて歩いてもいいのか、面白い動き。カニ歩きでもいいし、大股でもいいし、背中をそらしてもいい。

 

「みんな、速さに気を取られてる!追い抜いてもいいし、抜かされてもいいんだよ」的なアドバイスで、たしかに、動かされてたことを知った。もっと自由に、動きたいように、ただし、リズムはちゃんととって、動く。 

 

正直かなり疲れてきたとこで、先生たちだけでやってくれた。場所が野外だったからか、数名の自由自在に動くダンサーの皆さんを見ているとその場がジャングルになったみたいだった。

 

「じゃ、もっかいやろう!今度はこの点を気をつけてやってみよう!・・・(以下略)」

 

いつからだったか、ジャンプしながらのステップになったり、回転してみたり、それから、太鼓演奏してくれてる方へ向かってみんなで踊りながら迫っていったり、アイコンタクトしたり、、 

 

一言で言うと、私も多分みんなもトランス状態でやばかった。周りからみてやばいんだろうなあと思いながらもとにかくステップを踏み続けるしかない私たち。

 

「よし。じゃ、もっかいやろう!^^」

 

ま、まじか〜。

 

このレッスンは、とにかく、ずっとずっと初めから終わりまで、リズムに自由に乗り続けることだけをやったのでした。運動不足の体には非常にこたえた。。最後の数分、もうちょっとジャンプし続けることに限界を感じながらも「こんな50分ずっと踊り狂う機会なんてないんだからね!(笑)がんばって!」的な声掛けを朦朧と感じながら、なんとか止まらずに、最後の一足まで踏めた。。

 

この(運動不足の素人には)激しいレッスンプログラムの理由は、50分やりきったこの(恥も外聞も人目を気にしない)精神状態を体験して欲しいということで、ものすごい貴重な体験ができた。そう、最初は恥かしさがあって、「別に恥ずかしくないぞ」って思ってた。慣れてくると、そして疲れてくると、徐々にそれがなくなっていって、くっそ疲れてやばい頃は、止まらないことに必死で恥も外聞も何もなくなってた。この状態に、フロアに入った瞬間に入れると良いよね、と教えてくれた。

 

踊り狂いながら聞いた、先生の「がんばって!これやり続けてれば、何者かにはなるから!(笑)」という言葉が胸に響いた。辻本知彦先生は、動きを型にはめることに違和感を感じた、と言っていて、たしかにこれだけ動いてると、別に◯◯ダンスの◯◯という動き、という外からの習得じゃなくて、内側から湧き出る動きとして感じられるような気もした。最近の私は、とにかくダンスをやってみたくて、いろんなダンスの体験レッスン受けたい!というモードだったので(だからこのWSにも出てる)ハッとさせられた。こんなすごいレッスン、ありがとうございました!これが無料ってやばい><

 

コンテンポラリーの辻本先生

youtu.be

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さすがにその次のハウスダンスワークショップは体力の限界につき断念、ワークショップ会場を後にして、隣でなにやら盛り上がっている集団に引き寄せられていきました・・・

 

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