フォロワーではなく、リーダーになるということ
先日こちらのイベントに参加してきました。
【新時代を生き抜く力】presented by Ibaya @阿佐ヶ谷
予想通りステージは使わない運びとなり、予想通り出会った参加者の人と仲良くなったり、今後の活動のつながりができそうだったり。
でも、予想と違って「新時代を生き抜く力」のテーマにそもそも論などはでなくて、予想と違って自分と正反対の意見が出てイライラしながらも刺激にもなる、ことにはならなかった。ここでの議論は私に取っての刺激度合いは低かった・・・。
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この場は、主催（カリスマブロガー坂爪氏＋カルロス氏）＋７０名くらい（私含む）が大きな輪になって２時間ほど「新時代を生き抜く力」について意見交換する会、というものだった。（前回のように、みんなでビンタする時間的なものは無かった。）
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発言者は手を挙げて、自分が常々思っていることを話していく。途中まで発言者Ａ→発言者Ｂ→主催（坂爪さんやカルロス氏）→発言者Ｃ→発言者Ｄのような具合だったけど、それだとかなり議論の収集がつかなくなるので、発言者→主催 の往復にしていきましょうというルールで運営をしていた。
発言者はそれぞれ日々感じていることを思うままに話す。 新時代を生き抜く力について、あるいはそれ以外の何かについて。発言者のお話は時に冗長といっていいほどに長くなる。その人の頭の中・心の中そのものを見せてくれているかのよう。そのお話を聞いていると、「みんないろんなことを感じて生きているんだなあ」としみじみ感じられる。生身の人間がここにいるなあ。。と思う。
ただ、気づきや学びを得られるわけではなかった。この輪は、いわゆる自助グループ的な集団に似たものになっていた。みんな刺激的な意見交換を求めて集まったような気がしていたが、いつの間にか、お互いの傷をなめ合ったり、感じることを感じるままに言う、という空間になっていた。
それは、たぶん、私たちがフォロワーだからだ。
みんな坂爪さんのフォロワーで、坂爪さんの言葉に感銘を受けて、坂爪さんが招集して集まり、坂爪さんに思いをぶつけている。（私自身は今回も発言するには至らなかったけど、このイベント参加者として、私はフォロワーだ。）
坂爪さんの言葉はとても優しい。生半可じゃなく優しい。ありのままで、取り繕いが一切なく、一般的に弱さと言われるようなこともすべてさらけ出して受け入れている人だからこそ、きっとこの人になら受け入れてもらえるんじゃないかと周りが思わされるような、そんな無限大の優しさがある。ブログを読むと、まるで読むカウンセリング的な言葉で満ち溢れている。 坂爪さんのむき出しの感性と深い洞察ですくってきた言葉たちに、いったいどれだけの人が救われ、癒されているんだろう。
私の主観になるけど、新時代を生き抜く力は、議論して判明したり構築していう類のものじゃない。みんなでなんとなく思ったことを言って浮かび上がるようなものじゃない。（その場でも言われていたとおり）正解がある訳でもない。
私が思うに、新時代を生き抜く力とは、
フォロワーではなく、リーダーになるということだ。
あまり使われていないけど、フォロワーの反対語はリーダーだ。フォロワーとは、リーダーの補佐であり、手下・部下という意味もある。もちろん、ツイッターで誰をフォローして誰のフォロワーになっていてもいいけど、そのポジションは持ちつつも、自分自身も積極的にリーダーになっていくことが重要だと思う。
別にリーダーになってみてフォロワーがいなくても、数人しかいなくても、それはどうでもいい。フォロワーではなくリーダーだという意識をもって生きることが重要だと思う。なぜなら、それが新時代だろうといつの時代だろうと、自分の人生を生きるのは自分でしかないからだ。他人の人生をフォローしているだけでいる限り、自分の人生を生き抜けない。
フォロワーでいる限りは、この「フォロワーの集まり」は癒しの空間として居心地が良いんだけど、もっと自分にとって創造的な空間にしたい場合は、リーダーとして存在したほうがよさそうだ。（もちろん、リーダーは何人いてもいい）
ps. このイベントでの様子と気づきについて、以下のちーちゃんのブログに詳しく書かれてます。（この記事だけじゃなく、体験からの気づきがつまった素敵ブログ！）
マハロ！
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