たとえ、止まっていても動いている
ブログで死んでもいいやら病人やら言っている一方で、最近ダンスというか言葉以外の身体表現に興味があって、幾つかのレッスンに足を運んでいます。
動く楽しさ
スタジオへ足を運ぶきっかけは、レゲエHIPHOPのカオリン先生との出会い。超初心者でも大丈夫だよ!という心強い一言で重い腰が上がりました〜!!!
このクラスは動く楽しさを思い出させてくれる、って感じ。筋トレがけっこう激しかったけど、でもそれも痛楽しい。笑 動きが自然で何度も繰り返すから自分のペースでリズムに乗っていけるし、最後はみんなで好きなステップをクラブのフロアにいる気分で踊っちゃうタイム♪一人のマネをみんなでするのって楽しくて、ゲーム感覚で疲れを忘れてめっちゃ動いてしまった。。
私が一番不安だったこと。それは「体力」。ここ2年くらいまともに動いてないし、もうなんかいろいろダメなんじゃないか、と思っていた私に、受講後カオリン先生は「ベースの筋力ちゃんとあるから大丈夫」って言ってくれた。え、まじ!?嬉しい!こんなメッセージも。。力強さが、あるのか・・・そう言われるとますますやる気が高まっちゃうわ。笑
しきさん、動くとものすごく「動物的」な感じがしました! 体幹の強さや瞬発力に「力強さ」が感じられます。 大きい動きも映えるかも。踊る楽しさが、感情のアウトプットになると、より楽しめそう。とにかく踊る場数が、しきさんをより輝かせる!今は、色々と足を運ぶと良いよ!
わお、そうしたい!(笑)まさに、言語化できない何かを体で感じたり出したりすることができたらすごくいいんじゃないかっていうのが最近の私の興味。
感じる楽しさ
そしてカオリン先生のご紹介の、香照音先生のクラスへ。まさに踊る楽しさが感情のアウトプットになるかも?な、即興ダンスの先生。こちらに昨日2回目のレッスンに行ってきました。
ここは自分の体を通して感情を感じる(感情を感じることで動く)っていう面白いレッスン。
私は普段ブログで色々と書いてるけど、これって「座って」「静かに」書いていて、感情も使ってるけど、とはいえかなり頭で書いてる。私はそれにもうちょっと何かを加えたい、みたいな気持ちがあるのかもしれない。
昨日私が思ったのは、「感じたまま動く」 にはザックリ二つのステップがあるけど
1、気持ちを感じる
2、感じた気持ちを体で出す
1ができたら2をするのは思うより簡単。逆に1が難しいってこと。昨日ある動きをやった時に、何か気持ちがここにいるな、という気配を感じた。が、それがなんなのかがわからなかった。内側の自分が触れてないから外側にも出せないって感じ。
参加者一人一人、それぞれ、その日に感じることをテーマにして動くのが、かなりセラピー効果あるなあって、前回も思ったし今回も思いました。
生徒が感じることを話し、それに先生がテーマを入れてくれる。この時の汲み取り方が香照音先生すごい。ダンサーっていうか、肩書きに書いてあった通り、まさにセラピスト。。私の言葉の奥を読み取っていただいて名付けられる踊りのテーマは、私がいる場所からその先へいく扉の名前と言っていいと思う。
>>下北沢スタジオルゥ 「香照音がナビゲイトする初めてダンスレッスン」
停止するという動き
最近、活動をお休みしていること。だから日々からというより、自分のベースに何があるか・・・と感じていくと、悲しみがあるということ。思春期くらいの頃から自分と世界の間に断絶感を感じるということ。その断絶感は、私の目の前で静かに流れ続ける滝のような壁なのです。そんなことをお話した上でのテーマが、「停止」。
短い間だけど、何度も即興で動く。まずは、肩の荷物を降ろして、止まる。みたいな動きをしたけど、もっともっと動いた末にいきなり止まってもいいな、と思ったり。色々な動きを試してみた。
(それまで一人ずつ踊ってたけど)最後にみんなで、それぞれ思い思いに踊るという時間があった。その時、私が「停止」しながら、踊るみんなの姿が見えた。私以外の全員が色々な方向へ動いていた。そのとき感じたのが、
「止まっててもいいんだ」ということ。
止まるということは一つの動きだ。
動くも止まるもどちらでもよくて、
止まるから動くことの対比があるのだということ。
そして、たとえ止まっていても動いているのだということ。
止まっていても、私の心臓も心も実は動いている。
最後に先生からの一言。
動きの中では贅沢に止まれてましたね。わがままにできてた。なんか、本来そういう人なのかも。。止まってても、動きを感じる!
確かに、そうなのかもしれないな。動きたい時に動いて、止まりたい時に止まる。私はそれができる人間なのかもしれない。それって贅沢で、わがままで、、すごく良いな。
今、私はお金の不安やら何かと不安定さを抱えながらも、今は治療に専念と決めた。止まったところから動いているみんなを見ている。それってなかなか素敵なポジションじゃないか。しかも、周りの人も私自身も知らないところで、実は心臓も心も動いている。たとえ、止まっていても動いている。