心に聞く夢診断
ちょっと印象的な夢を見ました。ネットの夢占いを色々読んでみたもののどれも見当ハズレな気がしてならないので、心に聞いて、夢の意味を紐解いてみました。
* * * * *
旅行先の駅構内を歩く私。
大きな吹き抜け構造で、多くの人で賑わっている。
通り掛かりの男性に内腿から股をさらっと触れられた。
(考えてみるとすごい早業である。。)
男は小柄で、黒っぽい服を着ている。
こういう通り掛かりの痴漢って本当にあるんだな、気づくに決まってるじゃないか、などと一瞬頭の片隅で思いつつ...
「おい、やめろよ」
と牽制。
手首を掴み、高々とねじりあげ
向こう側に見える改札窓口に向かって、
「すいませーん!この人、痴漢でーす!」と叫ぶ。
小学校の教室で先生にチクるような、実に軽い、そして迷いのない突き出し方だった。
今こうして相手と向き合っている、
ということは向こうから歩いて近づいてきたんだろうか。
何やら言い訳をしてくる。私のファンクラブ的な組織があり、彼はその一員で、私の旅行をストーキングしていて情報を流し続ける素晴らしい働きぶりをしているので、ちょっとくらい触らせてくれたっていいじゃないか、という論理があるらしい。
「いいわけないだろ!」(真顔で突っ込む私)
* * * * *
心に聞いていったところ、この駅は世界(胎内、無意識)であり、この痴漢男性は父親であり、私のファンクラブというのは監視員たちのことであり、この夢が意味するところは「終わり」であり、なんの終わりかというと、システム・世界の終わりである、ということだった。(World's end というのが一番最初に心から返ってきた言葉だった。)
気づかないわけないだろう、と私が思ったのが印象的だった。つまり気づかないだろうと相手に思われているということで、しかし私は気づける状態にあるのだった。(そりゃ股触られたら誰だって気づくけどな。比喩的な、メタファー的なものですな)
ちなみに私は過去、社会人なりたてのころにリアルな痴漢に結構よくあっていて、当時まったく抵抗しない、痴漢にとっては美味しすぎる存在だったと思う。やめてくれと言うどころか、こんなことで喚き立てるなんてみっともない、みたいな相手にとって都合よすぎる考え方をしていた。から、その感覚と比べても相当なものを感じますわ。。突き出すなんて、みっともない、というか、怖くてそんなことできっこないから別に平気だし、という態度でいたのである。。
異様に冷静沈着で、正々堂々反論し、そして正論をかます私。この支配されてない感、すごかったな。。。自分の頭(心?)だけが動いている、他に何かが入ってこない、すごいクリアな感じ。本来の自分自身、てやつをバーチャルに体験してきた気分。笑
この痴漢男性に罪悪感が全くない様子はすごい。動転して言い訳しているわけでもなく、自分的には正当なことであるように私に説明していた。夢の中の私は「なんだこいつ?大丈夫か?」と、これまた冷静に思っている。(そう、支配者の辞書には罪悪感という言葉はない)
監視員、システム、というのは支配者(&支配システム)のこと。私がシステムを見破れるようになってしまったら、支配者的には世界は終わり、なのかもしれない。
(この辺はマトリックス的なイメージですね。ネオがMATRIXの中で銃弾を払い落したり超人的に動ける理由は、すべて幻想だということがわかってしまったから。で、ネオみたいな存在はシステム的には消さねばならない。なぜならシステムから出てきてしまうから、システムの中の人間を解放してしまうとシステムが成り立たなくなる。ということで、システム=スミスに追われ続けるのです。)
話がちょっとマニアックになりすぎた。。ここでいう支配(支配者)とはこちらの文献から持ってきています。
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しかしなぜ夢の中の私の口調が普段以上に男性的なんだろう?
心に聞いたところ、装飾的な口調(ですます語)に意味はないから、すべて削ぎ落としてた結果このような口調になっているだけ、ということでした。なるほどな〜。
この夢は、FAPカウンセリング(トラウマ治療)を受けてその日(あるいはその明け方)に見たということも印象的。
トラウマ治療では、例えば母のトラウマ、父のトラウマ、祖父のトラウマ、のように、誰との関係性におけるものかを特定して、一つ一つのトラウマから解放していくのですが、私はちょうど父のトラウマを治療し続けていたので、この夢は象徴的でとても嬉しい出来事でした。
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