しきたんの自由なブログ

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「自分の足で歩けない」を乗り越えられるのか? 〜ひょう疽からのメッセージ〜

先日、朝起きたら右足の人差し指が妙に痛くて、よくよく見たらちょっと腫れている。

 

(想像するとちょっと痛い話を書きます。写真はありませんがご注意ください。)

 

これは・・・経験あるぞ・・・深爪に雑菌が入って爪の際に膿が少し溜まって、それを出すと治るやつ・・・だと思ったら若干間違いで、私史上最重症で、指の腹までいや根元までパンパンに腫れだしその晩は痛みでよく眠れないほど、という有様。ここまでにになると、ネット曰く「ひょう疽」という皮膚病というそうで。

 

 

やめたいのにやめられない

そもそも、足の指に雑菌が入って膿が出たことがなんどもある、というのはちょっと普通じゃない(でしょう、おそらく)。私は足の指の爪が異常に小さい。それは私が爪をいじる癖があるからで、自ら深爪のように爪の端を取ってしまったりする。ちなみに手の爪の噛み癖もあって、今までになんどももうやらないぞ!と誓い、治ったかと思ってはまたぶり返す、を繰り返している。 おそらく中学生くらいからだろうか。。

 

今、FAP心理カウンセリングというトラウマ治療を受けていて、私の中で密かにたいへんな変化がおこっているのは確かだと思うけど、でも現実に爪噛み・爪いじりは治っていない。(治すぞ!と意識で努力することには全く意味がないので、特に努力せず過ごしています)

 

「何かをやめたいのにやめられない」行動は無意識が引き起こしている(※)。(バランスを保つために引き起こして”くれている”。爪をいじることで何かしらを解消している。この癖にも役割があるようなのです。)この癖が自然におさまったら、バランスを取らねばならない何事かがなくなったということを意味するはずなので、私のトラウマ治療は終わって良いのではないだろうか、と密かに思っていたりする。

 

・関連記事

「やめたいのにやめられない」行動のメカニズム(by リベレスタブログ)

 

拷問部屋へ行く気分

ともあれ、かなり痛い。ネットで検索すると大量の足の指が痛くて困っている人の激痛に悶えながら書いたと思われる知恵袋等がわんさか出てきて、妙な仲間意識とこの人たち全員地獄の治療を受けるしかないのか、という絶望。病院で切開してもらえと言われたり、こんな状態になっても自力で膿を3日間出しつづけることで完治させられると言い張る猛者(というかブロガー)もいて、もうほんと意味わかんない。現実だけでも痛いのに、妄想上でも、すでにめちゃくちゃ痛い、心臓はズタボロ、もうだめだ...

 

とにかく病院いこ。行くしかない。普段私滅多なことでは病院行かないんですけど、背に腹は変えられない。痛みで朝4時に起きるって緊急事態だよ。。

 

パートナー(実紅)に病院に連れていってもらってからも大変だった。待ち時間が長く、いつ呼ばれるか気が気じゃない。もはや拷問受けに行くようなもので、でもこれやらないと治らないんだったらやるしかないわけで、もう気分はカネキケン。。(←これは分かる人だけわかってください。)

 

なぜかお守りのように持って行った大嶋先生のホルモンの本に、根底の恐怖について書いてあったから、私の根底の恐怖「孤立する恐怖」を唱えたり、今唱えているFAPカウンセリングの遺伝子コードを唱えまくっているうちに、名前を呼ばれる。

 

ちなみにこちら。

 いろいろ唱えて気分が落ち着いたような・・・いやいやそれでも全然心拍数も上がってるし手が冷たくなってるし、常に泣きそうになってるし、もう千々に乱れておりました。(痛いことされるって思って泣いちゃう子どもの気分。退行してたんだろうか)

 

診察室に入ると、アルミのトレーにガーゼとか置いてあってそこに足を乗せるように言われてもうだめだ切るんだ... 生きた心地がしないまま「やっぱり切るんですか」と尋ねると、なんと結局私は切開だとか爪を◯◯とかすることはなく、抗生物質を飲みながら塗り薬、というソフトな治療でまだ対応可能な範囲内だということがわかり、もう、本当にほっとした。。。死ぬかと思った。。。

 

そのあと、ちょっと驚くことがありました。

 

「自分の足で歩けない」

薬局で、混雑していたので立って待っていたら、謎のめまい?貧血?気持ち悪い、喉がつかえる感じ、なんだこれは一体、、、立っていられない感じに襲われて、かろうじて空いた席に座り込むという、これまた私にとっては異常事態。いわゆる立ちくらみを除いたら、立っていられなくなるなんて生まれて初めてかも。パートナーに会計してもらい、介護されるようにして車まで戻り、後部座席に横になり家まで戻りました。

 

車で寝ていたらめまい(?)は間もなく良くなったので、心に二人で聞いてみました。診察室に行くまでがものすごい恐怖で、それがなくなったら気が抜けたみたいになってしまったことについて。ちょっと異常なくらいで、単なる痛みへの恐怖心ではないのかもしれない。

 

Q、心よ、私は何がそんなに怖いんですか?

 

A、八つ裂きにされること、めちゃくちゃぐちゃぐちゃにされること

 

Q、心よ、八つ裂きってどういうことですか・・?

 (ここから先は、扉が閉まったような、ブロック、と言われたような具合になり、聞けなかったけど、何かのトラウマなんだろうな、きっと。無理にこじ開けることはしませんでした。)

 

Q、心よ、このひょう疽は何か意味があるの?

 

A、ある

 

Q、心よ、どんな意味がある?メッセージがあれば教えて下さい

 

A、(私が聞いた答え)

爪を噛むとかの自罰的な行動を、もう止められるタイミングにきているよ、やめても大丈夫だよ

 

A、(実紅が聞いてくれた答え)

「自分の足で歩く」ということについて、受け入れられないくらい大きな恐怖を感じている、ゆえにトラウマ化していた。(=見えないところに恐怖がしまいこまれていた)が、今は乗り越えられるくらいの大きさにまで恐怖が小さくなっている。今体を持ってして(足を強烈な痛みで動けなくさせて)体感しているのは、そのしまいこまれていた恐怖そのものが表に出てきたから。

(トラウマ化していたということは、自分の足で歩くということが怖い、と思わされるような(心か体が)八つ裂きになるような経験があった、ということなのかもしれない)

 

自分の足で歩けない、か・・・。

たしかにひょう疽もそうだし、めまいもそうだった。(めまいは気が抜けただけで関係ないかもしれないけど)

 

私が通販担当もしている「人に支配されない脳を作る31日間のワークブック」のワークの一つ、自分の名前について聞くワークをした時に浮かんだイメージのことを思い出しました。

 

私は本名をあゆみというのですが、その名前について聞いて見えたのは、波から陸に上がっていく何者かの足、くるぶしあたりに勢い良くしぶきが飛んでいる、力強い歩みのイメージ。創造のための破壊、みたいな意味合いを含んでいるようで、なにやらカッコイイ感じだったのです。

 

私はその名のとおり、自分の足で力強く、何かを壊しながらも歩んでいく、そんな風になるんだろうか。すでになっているところもあるだろうし、まだまだこれからもっとそうなるということもあるんだろうし、、それはとても楽しみなことだな。

 

爪噛み・爪いじりの癖も、ほんとにお役御免になるんだったらそりゃすごい、私の中では革命もの。

 

楽しみにはするけど、そのメッセージを実現化しようとか力んだりしないで(笑)自然に身を任せて行こう。もし爪噛み・爪いじりが治らなくても、それはまだタイミングが先だったってことだから。

 

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