しきたんの自由なブログ

思うことや感じることを、けっこう自由に書いてるブログ。

ずっと嫌だった「人生は死ぬまでの暇つぶし」がめっちゃ名言じゃんって気づいた話

昨日、暇だなあ って思った、というか思えたということがちょっと自分の中では新しかったのです。以下、「デフォルト暇」という捉え方のメリットについて、つらつら書きました。一言で言うと、暇だと思えて(暇を受け入れられて)初めてその瞬間の新鮮なやりたいことがわかったり、できるんじゃないの?って話です。

 

やっぱ私やりたいことやってない!だからしんどい!やりたいことしよ!

(もう何度目だろうかw徐々にでもやりたいこと連続していけたらいいねと思いつつ)

 

って借りた漫画を読み出して、昨日全部読み終わって、気づいたら6日経ってた。

 

21巻。時間かけたいだけかけて読んだら、かなり時間がかかった。これ、やりたいことやってから!って言ってたら多分読めなかった。

 

で、読み終わって、思ったこととかも全部メモに書き尽くして・・・

 

私に「暇」が訪れた。

 

全部読んじゃった、暇だなあ。

 

次何しようか。

 

うーん。

 

そのまま布団にいて(基本布団にいました)ぼーっとしつつ、何やりたいか・・・と心よ、と聞いたわけでもないんだけど

 

ときめく片付けの続きをやろうと思い立った。(この片付けも1週間分のスケジュールをひいてて、途中で嫌になっちゃってやめてたやつ)

 

結局台所の保存食、お菓子、調味料など冷蔵庫以外の食材全てをときめくかどうか、やって、すっきりさせることができた。台所はかなりカオス度の高い場所であり腰が引けてたんだけど、良かった。

 

 

その後、私はまた暇になった。

次は、ビーチコーミングで広いためた貝などの中で(ときめくフィルターかけた結果の)海にお返しするものを一袋にまとめたものがあったので、海に返しに行った。

返しがてら、夕方で日が落ちていく中海岸をいつものようにウロウロして、昨日の1番は瑪瑙なのかどうか?よくわからないけどすべすべして持ち心地の良い白い石。(白い石は珍しくないけど、この粒度の高さとこの乳白色感は珍しい気がする。)

 

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海岸歩きつつ、確かに、やろうと思ってることの中で本当にやりたいことってあるんだろうか、という疑念が湧く。やりたいやりたい言ってたオープンライティングのワークショップもやりたくないかもしれない。少なくとも今この瞬間はやりたくない。だったらそのことについては放って置いていいのではないか。そんなことを思ったり。

 

家に帰って、やっぱり次の巻読みたい!買いに行こうじゃないか、とという気持ちでパートナーに話しかけると、アマゾンでもう注文かけてあるという、玄関にすでに届いてました。やった〜!これは、読みたいけど今日はもう眠いし今度読もう。

 

で、ご飯作って食べて、メールチェックしたら久々にメールが届いていたので対応して、眠かったので明日の超重要なゴミ出しのために早寝しよう、と思い、寝ました。

 

この過ごし方は、とても気持ち良かった。自分の中にためてるものが何もないって感じが清々しかった。

 

 

 

この記事日記タグつけてるんだけど、マジで日記書いちゃったな。笑

 

なんかね、「やりたいことやろう」って説には「基本ヒマ」っていう前提があるんじゃないか、と思ったのです。

 

私、「暇をつぶす」とか「時間をつぶす」っていう表現が本当に嫌いで、パートナーが「ちょっとお茶でもして時間つぶそうよ」みたいなこと言ったときに「私の前で”時間つぶす”って表現やめて」って言ったのを覚えてる。こえー。笑 まあ、それだけ私の中ではタブーってことなんだな。

(「つぶす」とかやめてよ!1分1秒たりとも無駄な時間なんてないんだから、ゴミみたいに言わないでよ。そんな感覚だった。今もないといえば嘘になるけど、だいぶ平気になりました。だから私の前で「ちょっとお茶でもして時間つぶそうよ」って言っても大丈夫ですよ。笑)

 

世の中にはスケジュール帳をうめつくさないと嫌、という人がいるらしい。私はその気持ちはないんだけど、しかし頭の中には、今日はあれやって、明日はこれやって・・・と、いう希望というか、プランというか、妄想みたいなものがたくさん入っている。

 

1日が終わっていくタイミングで「明日はこれやるんだ!」と突然宣言したり、昼ごはん食べながら「夜ご飯のメニューはね・・・」と話し出したりするわけ。笑

 

プランはプランであっていいんだけど、必要以上に、つまり、本当はそのプランもう嫌なんだけど、プラン通りにいかせようとすると疲れちゃうよね。

 

 

 

「人生は死ぬまでの暇つぶし」って、だれかのセリフなのかな。

 

検索したら、こちらのブログがトップヒット。

7star.hatenadiary.jp

こちらによると、このフレーズの生みの親は、みうらじゅんさんらしい。きゃ〜。さすがです。他にも、このセリフが登場する漫画が紹介されていたり、興味深い記事でした。

 

人は生れ落ちた時、余生が始まる、その余生を有意義にするのがマイブームである

 

そうか、みうらじゅん氏のマイブームって、やりたいことやるってことと同義か〜!と、今更ながら膝を打つ私なのでした。上記引用の「余生」も言い得てるなあ。「余生」とか「老後」とかって、やっとやるべきこと、義務から逃れられる開放感があるけど、それは生まれた時からですよって、たしかに。

 

 

暇ってプランとか予定、つまりやらねばならないこと、やろうと決めたことがないってことだよね? それって最強の瞬間なのでは。暇は、やりたいことがあってもそれが入ってくる貴重な隙間ってわけだ。

 

その隙間から入ってきたやりたいことやって「暇」をつぶそう。

 

そういえば、パートナーは毎日隣で次々とやりたいことをやっていて、私はいいなあと思ってるんだけど、彼女はちょいちょい暇だなあ、暇になっちゃった、って言っている。実際は暇だなあって言った後は何かに取り組んでいて、仕事もめちゃくちゃに早い(だから速攻暇になる、という繰り返し)そんな感じが理想だな。。

 

暇を生み出さないために未来まで何かで埋め尽くすんじゃなくて、デフォルト暇。これがいい。

 

お、また暇になった。

(って思うこの感覚、ふわっと感が良い。癖になりそう。)

 

今から何やろうかな。

 

みうらじゅんの本ひさびさに読みたいな、今読んだらだいぶ面白そうだわ。

 

 

 

・みうらじゅんの名言

meigen.keiziban-jp.com

 

・関連記事(1週間前に書いた記事)

studio-pikake.hatenablog.com

 

 

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