個人が個人を応援する時代
はろー、しきたんです。
今日も選挙ネタで書いてみよう。
(昨日の記事:今回ばかりは選挙についてブログに書こう - しきたんの自由なブログ)
選挙ってどこか、キモくないですか? という話。
選挙活動は布教活動と似てる?
キモいと感じる原因は、崇拝モードの集団性にあった?
選挙活動がうるさい、普段政治ウォッチしてないから選ぶのが大変、
とかそういうこともありつつ・・・
個人的に一番大きいネガティブ要素はこれだと気付いた。
「候補者を崇め奉るムードと集団性」
気づいたきっかけは、
三宅洋平の選挙フェス動画を見たり、
彼の支持者が応援シェアをするのを見たとき。
何かが引っかかった。
三宅洋平さんについては、
私は彼がもっともなことを言ってるなーと思うし、
私は東京にいたら彼に入れたいと思っているくらい応援しているのに
何かが引っかかったのは、
そこに「候補者を崇め奉るムード」を見たから。
候補者が威張っている訳でもない。
というか全然威張っていない。
しかし、周りの支持者、ファンが、彼を救世主視しているような雰囲気を感じる。
まるで、新興宗教のお誘いを受けそうな・・・
(ここが、彼がカルトだと批判される所以だろうな。
とはいえそのくらいの魅力がないと選挙で勝てないと思うけど)
(そして他の政党や候補者も、一票いれてください!には
カルト感は感じるし、それは集団を大きくしていこうという働きの中で
もうどうしようもないことだと思う)
どこかで私の何かを侵食されそうになった気がした。
私は私でひとりの人間だ。
「一派」ではない。「集団」ではない。
何かと一体化することはできない。
(もしかすると、この感覚は私が共依存体質で、
人の意見に同調しすぎる傾向があるからかもしれない。)
でも、もともと誰も一体化しろとは言ってない。
崇拝しろとも、集団の1コマになれとも、
誰も求めてない。(←重要!)
それが嫌で誰も選べなくなるより
その一体化のキモさの壁みたいなものを乗り越えて、
誰に投票しても自分はなくならない。自分は自分なのだ、
個を消すことではないのだ、と自覚してだれかを選びたい。
私は、個人として、個人を応援しよう。
そう思うと、
うっすら感じていたキモさはなくなったのであった〜!
(これが夏目漱石のいう「個人主義」か!)
参考記事:
フォロワーではなく、リーダーになるということ - しきたんの自由なブログ
政治家は救世主?
上で、救世主視という言葉を使ったけど、それってどうなの?という話。
「政治なんて本来必要ない」という話を聞いたこともある。
それはちょっとまだ極端かな、と思うこともあるんだけど、
でも政治家って、要するにみんなから集めたお金の分配担当者で、
選挙ではその担当者決めをしてるだけ。
その担当者が自分たちに救いをもたらすわけはないし、
ましてやどの政党が政権をとったからといって、
不幸な人間がいきなり幸せになるわけはない。
幸せになるかどうかは、自分の問題であって
政治の問題じゃないんだろうな。
以下、森達也さんの記事から抜粋。
民主主義の基本は主権在民。つまり、僕たちが国の最高法規、最高権力者なんです。僕たちは忙しいから、政治家に「やっておいてね」とお願いしているだけ。有権者はもっと高飛車になっていいんです。そもそも議員を「先生」と呼ぶのがよくない。議員でいい。彼らは小間使いで、偉くもなんともないんですから。
学校でも、クラス委員になるのは目立ちたがり屋で自己顕示欲が強くて先生のウケがいい人間でした。「あいつにやらしとけよ」っていうものだったでしょ? その延長だと思えばいいんですよ。
政党なんて、いらないのでは?
と思ったりもする。
「アメリカが大嫌いだったけど、
アメリカ留学したら、アメリカ人のことは大好きになった」
という、とあるエピソードを読んで、なるほどと思った。
個人としては応援したい人なのに
政党に入ると、意見が変わってしまったり
組織内の人になってしまうこともある。
もしかすると、どんな個人にも問題はなくて、
組織化することが問題生成器なのかもしれない。
全員無所属で出ればいいのにな。
無所属で出て、でも候補者や議員で応援しあうのはアリ。
でもあくまでプロジェクトグループみたいなものであって
政党という組織にはならない、というイメージ。
(そういう形で活動している人はすでにたくさんいるんだろうな)
個人が個人を応援する時代なんだ今は、と思う。
(なんとなく、選挙ネタはぱくたそ写真シリーズ♡)
▼選挙について書いてる理由。ちょっと今回ばっかりは・・・
▼住んでる地域で、候補者の誰と一番マッチするか診断できるよ
▼ここで個人主義が提唱されてからもう100年以上経ってる
=追記=
イケダハヤトさんのこんな記事を発見。
こうやって、自分はこれアリだな〜 ナシだな〜
って発信できるのがいいよね。
これ読んで、自分が嫌な気持ちがしなかったのが面白かった。
支持政党(そもそも政党いらないんじゃないか説だけど)とか
支持する人が違っても、
別にその人のことを嫌いになったり喧嘩になったりはしない。
・・なんかまだうまく書けないな、
こうやって個人としていろんなことを発信する、ということ自体に
気持ち良さを感じた次第。
#今回ばかりは選挙についてブログに書こう
マハロ〜