しきたんの自由なブログ

思うことや感じることを、けっこう自由に書いてるブログ。

非国民になろう。日本というシステムは私たちを幸せにしない。

こちらの記事がめちゃくちゃにバイラルしてるのもうなずける。

 

近況もぼちぼち書きたいんですが、ちょっと気持ちがホットなうちに言及しときます。

 

 

 

 

もしまだ読んでない人がいたら、まあまあ、まずは読んでみてください。

まるで散文詩かラップのようで、聞き惚れならぬ、読み惚れます。お見事。

 

 

 

この著者の何がすごいって、

ゲームのルールに文句を言ったこと。

 

 

日本社会っていうゲームの中で、いかに上手く、少しでも幸せに生きていくか、それが我々日本在住者の命題とされていて、そのためのライフハックが死ぬほど生み出されている。

 

どうしたら子どもを保育園に預けられるか、

どうしたら嫌な仕事でも続けられるか、

どうしたら苦手な同僚・上司・知人と付き合えるか、

どうしたら仕事と家庭を両立できるか、

どうしたら少ない給料でも幸せを感じられるか、

どうしたら少ない休みで用事を片付けられるか、

 

そのためにはね・・・

 

そうか、なるほど。じゃあもう一歩努力・工夫してみよう。

 

 

でもほんとは

 

もう こんなルール 嫌だ!!!

 

なんでそんな厳しい状況で生きてないと預かってくれないの?

なんでこんな仕事自分がやらないといけないの?

なんで合わない人と付き合わないといけないの?

家庭と両立できない仕事なんてもう嫌だ

こんなにやってるんだから幸せを感じられるだけの給料ないのっておかしくない?

もう十分働いてるんだからそろそろ1年くらい休み欲しい

 

 

そう思ってるのに、その本音をふさいでしまう、自分を偽るために使われるライフハックなんてクソなんじゃないだろうか。ライフハックソ。

 

いえいえ、ライフハックに文句を言いたいんじゃないの。

つい、ライフハック(工夫)で自分をごまかしちゃうよね。

ってことを言いたいだけなの。

 

 

みんな腹の底の底ではそう思ってるのに、そんなこと言っても何も変わらないから、人にどう思われるかわからないから、他人に責任なすりつけるなって言われるだろうから、あるいは自分でも他責はだめって思ってるから、

 

自分の本当の本音なのに、それに気づかない。

 

ゲームのルールを変更するんじゃなくて、

自分のなかでなんとか折り合いをつけようとする。

それをやるから、この苦しいゲームがますます苦しくなる。

 

 

上記の記事への言及しているこちらの記事の言葉が象徴的。

あんたら、親になるレベルじゃないんだよw

anond.hatelabo.jp

 

そう、それができない人は、親になる資格がない。

好きに生きることができない。

そう思ってるから、

なんとかその「親になるレベル」に自分がなろうとする。

 

「親になるレベル」にない人が親になるのを引き摺り下ろそうとする。

お前なんかが親になっていいと思ってるのか!?ずるいだろ!というわけ。

苦しいゲームのなかでお互い足を引っ張り合うという底なし沼。

 

 

でも、おかしいのは本当に自分なんだろうか?

合わせるべきは、「日本」なんだろうか。社会なんだろうか。ルールなんだろうか?

こんなに頑張っている自分がまだ足りないなんて残酷なことがあっていいんだろうか?

 

 

それって、設定自体、おかしいんじゃないだろうか?

それを匂わせたこの著者は本当に偉大だと思う。

 

 

冒頭の記事のこの文章。

 

保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。

 

そう思って当然。

でも、その20万円は現実化しない。

「日本」は都合よく、そんなことをしてくれないよ。

 

じゃあどうするのか。

もう日本に従う日本国民をやめるしかない。

 

子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?

 

ほんとそうだよね。

これだけルールに合わせて生きてやってるのにまだ何か満たしていない条件があるというのなら、もうこのルールの中で生きていくのは不可能でしょう。

 

 

ここでいう日本とは、

私のことじゃない。

この土地のことでもない。

この日本列島に住む人たちを管理統制するシステムそのもののことだ。

管理統制システムと自分を一体化させてはいけない。

管理統制システムの都合は、自分の幸せとは一致しない。

 

 

私はシステムではない。

もしシステムに従う人が国民なのだとしたら、

私はもはや国民ではない。

 

 

 

私たちは一人の人間。

たまたま同じ日本列島に生まれた、一人一人の人間。

システム統制に従う国民としてではなく、

一人一人の人間として、好き勝手に生きていこう。

 

 

管理統制システムなんてなくても、

私たちはやっていける。

むしろその方が楽しく幸せにやっていける。

 

 

子どもだって、保育園に預けなくとも、

その地域の子ども好きな人が順番に預かればいいじゃない。

それって常識はずれな行動なのかな?

じゃあ、その常識がおかしいんじゃない?

子ども好きな人だって忙しいんだって?

その忙しさを生んでるなにかがおかしいんじゃない?

 

 

日本死ね、と呪ってもなかなか死なないだろうし、

そうやって呪うのは自分にとっても毒だけど、

死んだことにして、つまり無視して、抜け出すことなら今でもできる。

 

 

管理統制システムが死んでも、私たちは死なない。

むしろもっと生き生きと生きていける。

 

 

もしかして・・・

このゲームのルールに従う必要はないのではないか。

 

 

そのことにもっと自覚的に生きる人が増えるのではないだろうか。

革命的な記事だと思いました。

 

 

 

 

ここでいう「日本」とか「ゲームのルール」について、

そもそもなんでこんなことになってしまったのか、

一からお話する会をやっています。

>> LIBERESTA on Strikingly

興味ある方、見てみてくださいね〜!

(さらなる詳細は署名参照)

 

 

 

マハロ!