「市場の失敗」分野に果敢に取り組むのか取り組まないのか!?という、あらぶる魂の面接
2日前、”日本初”のソーシャルスタートアップ・アクセラレータープログラム、SUSANOO(ETIC.)の、面接に行ってきた。
面接通りたいけど、、、これで落ちてもいい!(いや、ぜひパスしたいけど!パスしてスタートアップ・ブラッシュアップ頑張りたいけど!)と思えるくらい気づき満載の時間だった。
私はいまパートナーと一緒にメンタル分野で起業をしようとしていて、
(厳密には、既に起業自体はしていて)
何を目指しているかというと、ひとり一人の窮屈な心の解放。
具体的事業としては、個別心理カウンセリングとグループプログラム。
カウンセリングが、周りの人にに内緒で密やかに通う場所じゃなくて、
もっとフツーに通える、心のフィットネスクラブみたいな存在にしたい!
心のケアの習慣化ができれば、本人の問題解決・能力アップにも社会問題予防にもなる。
そんな、カウンセリング等心のケア全般のイメージ変革をめざし、
近い将来、沢山人が入れる物件を借りて、コミュニティ/イベント/コワークできるスペース運営も一緒にやります!
応募してたのはそんな内容。
私たちの前の応募団体の面接では、
「で、幾らあれば何拠点増やせるんですか!?3年間なら?1年間なら?どうなんですか?借りますか借りませんか?」
的な問答が繰り広げられていて(ここもリアルな物件がらみの事業だったようです。)
わーまじかーーーなんか怖いなーーーここでそこまで聞く??とか思って、待ち時間中私も電卓で計算していたのだけど、実際そんな質問は全くなしで、その代わりに
「この心の領域にはいままで多くのチャレンジャーがいたけど、ことごとく失敗してきてる。それでもやる?やり遂げられる?街の陳腐なカウンセリング屋さんで落ち着いたりしない?(って言える?)」
というのがテーマだった。
例として挙げられたのはABCクッキングスタジオ。
壁をガラス張りにすることで料理教室を「みんなが通うおしゃれなスクール」に変えた。
コンプレックス商材のコンプレックスを逆転させた。
あなたたちは超難関のカウンセリング(心理)領域でそれができる???
という問い。
私が持っていった計画は、
いままで失敗してきた人たちと同じではないけど似たようなもので、
それで本当に根本的にがらっと変わるの?この業界が?本当にそうなの?
という問いの答えには正直ならない。
なぜなら未検証だから、本当にそうなのかは誰にも分からない。
私たちにも分からないし、彼らにも分からない。
私たちはイノベーションの解はまだ持っていないけれども
(むしろ持ってたらすでに成功してる)
未検証な仮説と、やってやりたいというあらぶる魂だけはある!!
仮にいまもっている仮説がダメだったら、ほかの手段に変えてでも、
心の領域にアプローチし続けたい!!という回答で面接は終了。
SUSANOOというのはあの神話のスサノオノミコトのことで、
いろいろと荒々しすぎるスサノオノミコトは高天原の神々に追放されたものの、下界ではその荒々しくも素晴らしいパフォーマンスで一躍英雄になるというストーリーから来ているということで。
つまりは、「追放されるようなことやり続けられるくらいの魂の荒々しさはあるの?ないの?」っていう面接だった。
逆に言えば、追放されるようなこと(=批判されまくるようなこと)
じゃないとイノベーションは起こらない。
しかも批判は主に私たちを応援してくれる人や顧客からわき起こるという。
アイデアの善し悪しというよりも、目標到達までそのバッシングで心折れること無く、
むしろそれをバネにしてトライアンドエラーを繰り替えしまくることが何より重要なんだということが胸に刻まれた。
SUSANOOサイトにまさに書いてある「市場の失敗分野に果敢に取り組」んでいこうと思えた貴重な時間でした、ETIC.さんありがとうございます。がんばる!!
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しきたん / 原口色(Shiki Haraguchi)
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