しきたんの自由なブログ

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ウーマンズウィークエンド(WWE)という、日本のフェミニズム×レインボーの祭典

昨日、第27回ウーマンズウィークエンド(WWE)2014年10月11日(土)・12日(日)・13日(月祝) (@国立オリンピック記念青少年総合センター)に初めて参加してきました。

(参加したお目当てのプログラムは、「にじいろかぞく交流会」(感想は別記事へ)。)




個人的にものすごい衝撃的なイベントでした。

 

映画『Lの世界』(LAのレズビアンバイセクシャル女性の群像劇)を見たときに、
自助グループやら、カウンセリングやら、楽しげなチャリティ活動やらたくさん出てきて、
アメリカではこういう自分や仲間を大事にする活動が盛んでいいなあ・・・
と思っていたんだけど、日本でもそういう活動、めっちゃ沢山あったんだな!!!と。


WWEとは?(サイトより抜粋)
“『WWE(ウーマンズ・ウィークエンド)』とは1993年(平成5年)に発足し、以後26回にわたって開催されてきた
『女性による女性のための非営利イベント』です。
様々な年齢、人種、国籍、セクシュアリティをもつ女性がお互いを尊重し、交流を深めることを目的としています。”



実際行ってみると、フェミニズム×レインボー(LGBTX,セクマイ的)な活動 という印象。
しかもパレードのように「集まる」メインというより「(健全な)自己啓発自助グループ」活動の要素がかなり強いみたい。

受付にはレインボーアイテムが飾られ、
スタッフや参加者の多くがレインボーカラーを身に着けていて。
でもレインボーパレードみたいにゲイやドラッグクイーンがいるわけでもなく。
大学生くらい~子連れの30代、40代~60代の方まで多くの方が来場されていました。
中には地方から来ている方も。(宿泊ありで参加も可能)
女性として生まれ、女性の性自認で、男性が恋愛対象、というマジョリティの方から
レズビアンバイセクシャル、MTF(男性生まれ→女性として生きたい),FTM(女性生まれ→男性として生きたい)まで、(ここに当てはまらない方も)多様性にあふれてました。


 

プログラムには、
「びあんトーク」や「あのL映画をもう一度見てみたーい」等、まさに「レズビアン」集まれ的なものもあれば、
「自己尊重トレーニング」や「私とお酒?アルコール依存症の問題飲酒の症状とその解決」
「趣味起業とは?第2の収入源のつくり方?起業の仕方」といった、万人共通のプログラムも。
どのプログラムも、社会に合わせて無理したり、男性に媚びたりするものじゃなく、
自分自身を生かしていく自然で素敵な生き方を応援するようなもの(※)。

私はこのタイムテーブルにひたすら衝撃を受けました。。 

※対局にあるのは「就活で勝つ女子力UP方法」とか「婚活で素敵な人と出会うには」みたいなものだと思う。



でも、どうしてこのイベントには協賛企業が1社も無いのだろうか?
なぜニュースにならないのだろうか?
こんなにも本質的なのに。。


毎年運営者が変わえて開催する、
というのがボランティア運営でも継続開催が成功しているポイントな気がしているのですが
ボランティア運営の(広報リソースの)限界があるんでしょうか。
企業側に、国内の人権運動・自助グループ支援的なものへのCSRの観点やブランディングの視点があまり無いんでしょうか。
 

内部の事情をまったく知らないので、なにも言及することはできないんですが、
もっとこういう素敵な活動の存在が知られていって、
「年に1回東京で開催」ではなく、そしてレズビアンセクシャルマイノリティ女性だけではなく、
もっと気軽にみんなが参加できるような活動になったらいいのになあ、
もしできることなら、
私もいつかこういう活動をもっと世に出していけるような人になりたいなあ。


そんなことを考えたイベントでした。
 
 
 
 
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